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現象学、マルクス主義、実存哲学——これらはパーチにおいて関係主義という展望のもとに合流する。20世紀イタリア思想における、時間・歴史・実存・労働をめぐる知られざる哲学の水脈を明らかにする一書。
シリーズ「古典転生」第4回配本(本巻第3巻)
紹介記事
谷徹氏書評(「図書新聞」2012年2月11日号「「実体」の批判と一体的であるパーチの「関係主義」」)
山田忠彰氏書評(「週刊読書人」2011年11月11日号「哲学脳を活性化させる刺激剤 独自の思想的地平を切り拓く」)
目次
第1章 関係主義的展望 第2章 関係主義の歴史主義的基礎 第3章 実存の消費と関係 第4章 経験の関係論的構造 第5章 時間・実存・関係 第6章 マルクスとフッサールにおける人間の意義
編訳者あとがき
著者:エンツォ・パーチ(Enzo Paci) 1911-1976。イタリアの哲学者。著書の日本語訳に以下がある。1963年『諸科学の機能と人間の意義』(抄訳、上村忠男監訳、村上弥生・谷徹・木前利秋訳、法政大学出版局、1991 年)。
訳者: 上村忠男(うえむら・ただお) 1941年生まれ。思想史家。著書に以下がある。
『ヴィーコの懐疑』(みすず書房、1988年)
『歴史家と母たち』(未來社、1994年)
『ヘテロトピアの思考』(未來社、1996年)
『バロック人ヴィーコ』(みすず書房1998 年)
『歴史的理性の批判のために』(岩波書店、2002年)
『超越と横断』(未來社、2002年)
『グラムシ 獄舎の思想』(青土社、2005年)
『韓国の若い友への手紙』(岩波書店、2006年)
『無調のアンサンブル』(未來社、2007年)
『現代イタリアの思想をよむ』(平凡社ライブラリー、2009年)
『ヴィーコ』(中公新書、2009年)
『知の棘』(岩波書店、2010年)
『カルロ・レーヴィ『キリストはエボリで止まってしまった』を読む』(平凡社ライブラリー、2010年)。
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